日本女子大学附属豊明小学校
URL/ http://www.jwu.ac.jp/elm/
紹介ページ/ http://www.jyukennews.com/01s-shuto/s-shuto-009.html
〒112-8681 東京都文京区目白台1-16-7
TEL/03-5981-3800
◇アクセス
JR「目白駅」徒歩15分
東京メトロ「護国寺駅」徒歩10分
東京メトロ「雑司が谷駅」徒歩8分
学費
授業料(年): 約370,000円
入学金: 250,000円
その他:
昼食時飲料代:
寄付金: 任意。
建学の精神
「女子を人間として教育する」「女子を婦人として教育する」「女子を国民として教育する」
「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」~三大綱領~
日本女子大学附属豊明小学校は100年近くもの間、建学の理念である「三大網領」を中心とした「自学自動」を基本姿勢に独自の道を歩んできました。それは、特に、高学年を中心とした奉仕部の活動、全学年を通じて行われる多彩な実物教育等に生かされ、今日では、以下の3つの児童像を理想としています。
「一生懸命がんばる子」
「自分からすすんで行動する子」
「みんなと力をあわせ協力する子」
また、読む、話す、書く、という教育の基本の中でも、特に書くことを重視した「日記指導」は。子どもたちの教職員との心の交流を深めながら日々の貴重な思い出を刻んでいます。又、その後の人生の糧となり、一生の財産となっていきます。
21世紀を生きる女性のライフプランは今、実に豊かに広がっています。新しい時代を迎えた中で、ひとり一人が個性を花開かせ、世界の平和や人類の福祉に貢献できる人間に成長していくことを願っています。
■教育の目標
豊明小学校の多目的ホールに三つの額が掲げられています。そこには、次の言葉が入っています。
「信念徹底」 「自発創生」 「共同奉仕」
これは創立者が書いた言葉で、学園の中では「三綱領」と呼ばれています。幼稚園から大学までの言わば合言葉です。 豊明小学校では、子どもの発達段階を考えてこの三綱領から次のような児童像を目標としています。
「一生懸命がんばる子」
「自分から進んで行動する子」
「みんなと力をあわせ協力する子」
この三つの教えを糧として、一貫教育の中で豊かな人間性を育み、世界の平和や人類の福祉に貢献できる人間を育てるべく努力を続けています。
■一貫教育
日本女子大学では、幼児期から社会人までを対象に生涯教育のための一貫した教育体制を整えています。附属豊明幼稚園から、大学、大学院まで、建学の精神である、「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」でつながっています。
人間として、女性として、自立の精神と豊かな教養を身につけ、21世紀の主役になって欲しいと願い、児童・生徒の健全な心身の発達を促すために、年1回の学園一貫教育研究集会や月1回の一貫教育を考える会の開催をはじめ、幼小間および小中間の研究部の交流を通して、教育内容の改善に力を注いでいます。
○日本女子大学の一貫教育
本学の創立者である成瀬仁蔵は、女子の生涯にわたる教育の意義と重要性を指摘し、1901(明治34)年に日本女子大学校を開設。創立時より5年制の附属高等女学校を設置し、1906(明治39)年には附属豊明幼稚園および附属豊明小学校を開設しました。さらに生涯学習の拠点となる卒業生組織「桜楓会」を発足させ、一貫教育のシステムを完成させました。
この1世紀を超える歴史ある一貫教育には、世代を超えた心があり、子どもたちの人生を豊かにし、ひとり一人が個性を花開かせるものとなります。そして世界の平和や人類の福祉に貢献できる人間に成長していく教育が息づいているのです。
○やさしい心、ゆたかな心、うつくしい心
歴史と伝統に守られながら、新しい時代を見つめる目。人として、女性として、やさしく、うつくしく、ゆたかな心。自学自動・実物教育を通じて、バランスのとれた成長を育みます。
幼稚園・小学校では、一人ひとりのはじめの一歩をあたたかく見守る姿勢で子どもたちと教職員、そして保護者の皆様との心あたたまるつながりを大事にしていきます。
この三者のつながりと、学年を超えて心豊かにふれあう世代を超えたつながりこそが、人としての基礎がつくられる、大切な時期をその人らしく豊かに明るく、伸びやかに育む環境の基礎と考えています。
○明日の糧となる、学びの心をいつも大切に
「自ら考え、自ら学び、自ら行う」。この教育方針は「自念自動」という言葉で表され、附属中学校・高等学校においても玄関に掲げられています。創立者である成瀬仁蔵が本学創立時に唱えたもので、百年を経た現在でも教育の根幹として受け継がれています。
一貫教育がもたらす豊かな時間の中で、バランスのとれた真の教養を身につけるため、学校生活すべてが学びのテーマとなっています。小学校時代には、自ら進んで物事にチャレンジする楽しさや思いやりを持って人に接する素晴らしさを十分に味わうことにより、この姿勢を目指しています。
本学の一貫教育の中で、のびのびとそれぞれの資質や能力を発揮し、卒業生は芸術、文化、実業や行政、学術分野など様々なジャンルで活躍しています。
教育の特色
■国語 読み、書くことで、感じる心と考える力を
本校では、創立当初から文章による表現力を重視しており、特に日記指導によって、書く力と感じる心を育てる上で、大きな成果を上げています。
また、国語の週一時間を「読書」の時間とし、専門の司書教諭が授業を担当しています。
そこでは読書指導や図書館利用指導が行われ、自ら学ぶことのできる力を育てる上で、重要な役割を果たしています。
ほかにも、作文、音読、漢字、文法など、幅広く学習しています。
■社会 自ら「調べる」「まとめる」「考える」「発表する」学習活動を
社会科でも実物教育を重視し、実際の見学や観察、体験を中心に位置づけ、その表現として発表やまとめなどの工夫を心がけています。
児童がじっくりと取り組み、興味・関心、社会事象への思考、資料活用の能力をバランス良く育み、発達段階に応じた知識・理解及び社会認識を計るために、テーマを吟味し、ゆとりをもって学習できる環境を大切にしています。
■理科 自然観察、体験を重視した実物教育
創立以来本校では、実物の観察と体験を大切にした自然教育を特色の一つとしています。
授業時間のうち、3~5年生では6割、6年生でも3割の時間を自然観察とそれに関連する学習に充てています。 そしてこれらを充分に学べる環境作りにも力を注いでいます。
また、校外学習も数多く行い、子ども自身で体験をする機会を広げています。
■音楽 創立者の精神を音楽教育の現場で実践
一宮道子先生の教育方針は・・・
1.子ども達に、本物の音楽を与え、聴く耳を育てる。
2.子どもの創造性を大切に伸ばす。
3.基礎をしっかり教える。
低学年:音響の良い音楽室で、たのしい時間を過ごします。 子ども達一人ひとりの聴く耳を育て、感性を磨くことに重きをおいています。
中学年:3年生からリコーダー、トーンチャイムなど、4年生からメロディオン、木琴、打楽器、アコーディオンなど、本格的な楽器の扱いを学びます。 お互いに心を合わせて音楽を作り上げる、アンサンブルの楽しさと、喜びを感じることを目標にしています。
高学年:それぞれの歌唱や器楽の演奏を通して、音楽の素晴らしさを豊かに感じ取り、学び合う気持ちを育てていきます。 クラス、学年のミニコンサートや、毎年行われる音楽会に、全力を注ぎます。