和光鶴川小学校

URL/ http://www.wako.ed.jp/e2/

 

紹介ページ/  http://www.jyukennews.com/01s-shuto/s-shuto-039wakouturukawa.html

 

 

〒195-0051  東京都町田市真光寺1282-1

TEL/042-736-0036

 

◇アクセス

小田急鶴川駅 

京王線若葉台よりバス10分

学費

授業料(年):  約334,560円

入学金:  200,000円

 

その他:  教育充実費195,600円、預り金:学級費15,000円、

      積立金42,000円、親和会費10,800円

昼食時飲料代:  

寄付金:  任意。 

建学の精神

和光学園は創立にあたって教育方針に、

定員を少数に限り、個別的教育をなす

自学自習を補導し、学習興味を喚起す

情操教育を重んじ、品性の陶冶に資す

郊外の健康地に位置すれば、児童の健康増進に益あり

人格陶冶は和光教育の根本精神なり

を掲げ、「児童・父兄・教師三位一体」の精神を大切にした教育活動を推し進めていきました。

教育の特色

■行田稔彦 校長先生のことば

和光鶴川小学校は、子どもが「なるほど、わかった!」という学ぶ喜びにあふれる学校づくりをめざしています。子どもは、本物の文化や体験、人とのつながりをなかだちにして認識を深め、人間理解を広げ、自らのことばで考え、表現し、他者との関係を組替えて新しい時代の主体へと成長して行きます。東京の多摩丘陵の一角に残された貴重な自然環境を生かし、生活と学習を重ね、豊かな感性に支えられた個性と知性を育てたいと願っております。

 

■手作り教育・手作り教科書

私たちは、30年も前から公立学校の教育課程を分析し、そのいいところは生かし、独自の工夫も加えて「自主編成による教育」=「手づくり教育」を進めてきています。

子どもたちの生活の様子、興味、わかり方などを踏まえてつくり上げた教科課程は、子どもにとっても、教師にとっても「学ぶ楽しさ」にあふれる授業づくりの出発点になっています。

授業で使う教材はすべて手づくりです。子どもたちの発達段階に合った、子どもたちが楽しいと思えるようなプリントを、各担任が工夫してつくります。「かけざん山をのぼれ」(2年生)など子どもたちの興味を引き出しながら、授業は楽しく進んでいきます。

もちろん、先生によって教える内容に大きな違いが生じなうようにそれぞれの教科ごとに「授業書」があり、これを基に教材が準備され、指導が行なわれます。

学年を受け持つ先生同士の間では、毎週学年会が開かれ、指導内容や教材、教具などについて、よく話し合ったうえで授業を進めています。

 

■総合学習で育つ本当の学力

和光鶴川小学校では3年生から6年生までの各学年で、1年を通じて一つのテーマに取り組む総合学習を行なっています。テーマは蚕を飼う(3年生)、川(4年生)、食べ物を通して学ぶ(5年生)、沖縄・・・戦争・平和・命(6年生)です。

子どもたちはこの総合学習が大好きです。なぜなら、自分自身の手と足と頭を使って学ぶことの面白さがあるからです。強制される勉強には拒否反応を示す子どもたちも、主体的な学習にはとても意欲的、積極的に取り組みます。

子どもたちは自然に出会い、人に出会い、その過程で得た知識や経験から自然に隠されている法則に気づき、社会のしくみや現実と直面し、人間の知恵に触れます。沖縄では青い海を前に沖縄戦体験者の方から話を聞きさまざまに思いをめぐらせます。

現代社会の課題や自分の生き方を考えあう総合学習は、本当の学力が育てられる大切な時間となっています。

 

■児童会

児童会は4年生以上で構成しています。委員長をはじめとする役員は子どもたちが選挙で選びます。方針も自分たちの力で考えて決め、活動しています。自分たちの生活が気持ちよく安全に過ごせるように、掃除点検や下校時間を守る運動を進めています。

また、エレベーター設置も、児童会の「車椅子の人のためにエレベーターが欲しい」という要求が原動力になって実現しました。要求することをみんなで決め、それらは少しずつ実現しています。児童会は学校の重要な構成員であり、自治を学ぶ教室の役割を果たしています。

 

■縦割り活動

和光鶴川小学校では6年生が1年生の手を引いて入場する入学式をはじめとして「縦割り」の活動を重視し、生活のいろいろなところに組織しています。3年生が1年生に一緒に遊びながら雑木林の使い方を教える「雑木林で遊ぶ会」。5年生が2年生に掃除の仕方を教える「掃除交流会」。6年生が5年生に「御かぐら」を教える「伝える会」。

年齢の違う子どもたち同士の活動は、相手を気遣い優しく丁寧に接することを求めたり、年上の人の頼もしさや優しさに触れる機会になったりしています。地域から失われた「異年齢集団」が豊かに残っています。

 

■共同教育

和光鶴川小学校では個別的な支援や指導が必要な子でも、教室で一緒に生活し学習できると判断した子どもたちを、入学時から学級に数名ずつ受け入れてきました。それを「共同教育」と呼んでいます。多様な発達要求を持った子どもたちが、同じ教室で一緒に学ぶことにより、共に育ち合い、成長しています。こうした教育のあり方が、自然に子どもたちの中に、豊かな人間関係と幅広い人間理解を育みます。

 

■専科教師による授業

「音楽」と「美術」は1年生から専科教師による授業が週2時間行なわれています。また、3年生からは「理科」が週3時間、工作技術が週2時間専科の先生が授業を担当します。

専門性が求められるこれらの授業に対して、高い専門性と、指導力・指導法を持つ教師が担当することで、子どもたちの興味の芽を伸ばし、才能とセンスを磨いていきます。

 

■お弁当

和光鶴川小学校では給食はありません。親御さんがつくったお弁当を持参します。子どもたちの体にさまざまなな変調があらわれ、「食育」の必要性が強調される今日、お弁当を食べることはとても大切な「食育」になっています。

お子さんの嗜好や体調と相談しながらつくられるお弁当は、親と子の絆を深める良い媒体になっています。また、子どもたち自身の「食べ物」に関する学習とも結びついて、子どもを「食べることの主体者」に育てる役目を果たしています。

 

・専科の科目・・・音楽、美術、技術、理科

本校は子ども達の全面発達をめざした独自のカリキュラムを作成し、実践しています。

生活に於いては、集団的な活動、自治を中心とした組織活動の中で人間同士の関わり合いを大切にしています。教科指導は独自の指導方法によるテキストと討論を主体にした授業。行事ではたてわりを軸に豊かな子ども同士の関わりを育てます。

子ども時代にこそ体験させたい諸活動を年間計画に位置づけ、学ぶ楽しさと生きる喜びの広がる学校作りをめざします。

小学校受験・私立小学校情報が満載
小学校受験・私立小学校情報が満載